キャリアカウンセラーが伝えたい就活のコツ

都内大学で2000人以上の学生と接して感じたこと、就活生に伝えたいことを綴ります。         月、木に更新の予定です

就活の流れ

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就活の流れをざっくりいうと、

 

インターンシップ参加 → エントリー → 書類提出  筆記試験  面接

 内定 です。

 

理想を言えば、

大学3年生くらいからなんとなくでいいので

 

アルバイトやサークルの先輩がどんな就活をしてきたのか聞いてみたり、

親戚のおじさん、年上のいとこはどんな仕事をしているのか調べてみると

いいと思います。

 

興味をもった業界のインターンに参加したりして

志望業界を固めていき、エントリーする企業を絞っていくために

業界や企業の研究をしていきます。

 

そして

 

その会社の選考に応募するために書類を書きます。

自分を評価してくれる、自分をわかってもらうために

一番いいエピソードを取り上げた方がいいので

自己分析をして売りとなるエピソードを整理します。

 

そして限られた字数で、わかりやすく人となりがわかるように

ESをまとめていきます。

 

同時に、筆記テストもあるため、SPIなどの問題集を解き、

ある程度解けるようにしておきます。

 

そして、面接でスムーズに話せるように面接の練習をします。

 

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ESにも、面接の受け答えにも

どこにでも絶対に受かる正解はありません。

 

同じESでも、A社は通過したけど、B社はだめだった、

同じ会社でも1次は褒められたのに、3次はけなされたということもあります。

 

すべてのケースに当てはまる絶対的な正解はなく、

その時、その時の採用者の主観で合否が決まっていくからです。

 

ではどうすればいいのか?ということになりますが、

 

だからこそ、自分の意志が大切です。

 

ESの添削や模擬面接をしていると、

「その都度いろいろなことを言われるので、どうしたらいいか混乱します」

といわれることがよくあります。

 

詳しく聞いていくと、いろんな人にみてもらって、

いろいろ言われてきたそうです。

 

アルバイトの話を、良いと言ってくれる人もいれば、

平凡だから替えた方がいいといわれたこともあるそうです。

 

一つのエピソードに、良いと思われるだろう話の切り口は無数にあります。

 

人は主観で見るため、良いと思う切り口が人によって違ってしまう可能性があり、

学生側としては混乱してしまうのです。

 

ですから

「なぜそう思うのか?」

「どうしてそう直した方がいいのか?」を聞いて、

 

自分が納得したら直せばいいのです。

複数の人に聞いていろんな指摘があれば、

その中で一番納得する考え方はどれだろう?と考えて、

自分が一番いいと思うものを書けばいいのです。

 

基本的にESで書いたものを面接で突っ込まれますので、

その方が自分の言葉で対応できます

 

要領のいい学生の中には、

キャリアセンターでも先輩でもハローワークでも

自分とフィーリングが合い、考え方に共感できるアドバイザーを見つけて、

 

その人に相談しながら進めています。

 

自分がいいと思うものを書けばいいなら、

添削を受けたりする必要はないのではと思う人もいるかもしれません。

 

正解はないのですが、ポイントはあります。

 

採用者側の視点を意識した書き方、

評価されやすい展開、

ESに盛り込むといい内容などがあるので、

 

そこを抑えたうえでエピソードを選んだり、

自分の強みを盛り込んだりするといいでしょう。

 

就活には、ESにしろ、面接にしろ、いくつかポイントがあり、

そのポイントを押さえて対応すれば、だいぶ選考の通過率はよくなります。

 

いずれの場合も、このポイントを押さえたうえで、

自分の言葉で素直に話すことが非常に重要です。

ここを抑えらていない学生は苦戦するように感じます。