合同企業説明会
なかなか会社や仕事の話を聞く機会がない人には、
合同企業説明会は、一度に複数の会社の話を聞けるいい機会です。
できるだけたくさん聞けるといいのですが、
実際は時間も限られていますし、混雑しているので
ある程度、話を聞きたい志望業界を決めて
臨むと効率的に回れます。
「たまたま話を聞いた会社の人が親切だったから・・」
「初めに聞いた企業でよさそうだから・・」
という理由だけで
他を見ることなく、1,2社聞いただけで
第一志望を決めてしまう学生が意外といます。
そのたまたまが、
偶然自分のベストであればいいのですが
自分に合っている複数企業のうちの一つであれば
他をみてから絞っていってもいいのにな・・と思います。
複数話を聞くと、比較ができます。
複数候補を持つと、順番がつけられます。
無駄足になってしまうかもしれませんが、
ぜひ複数の業界、企業の話を聞いてみてから、
第一志望の企業を決めてみてください。
説明会は雰囲気に呑まれてしまって
結構疲れてしまうという声をよく聞きます。
そのため、なかなか余裕がないかもしれませんが
企業の話を聞いたら、聞きっぱなしにしないで、
1社1社その場で〇×△をつけておくことをおすすめします。
たくさんの企業の話を聞くので、
すぐに話の内容や企業の印象がごちゃごちゃになります。
時間が経つと記憶もあいまいになります。
いざ選考を受けるとき志望動機などに活かせるように、
説明の内容や自分がどう思ったかなどを
その場でメモしておきましょう。
BtoB企業は仕事内容は普段生活しているだけでは
なかなかわかりづらいところがあります。
企業側も
学生にとって、自分たちが
あまりなじみのない業界であること
ほとんど理解されていないであろうことを把握していますから
スライドやビデオなどで懇切丁寧にわかりやすく
説明してくれます。
業務内容や商品の特徴、利益があがる仕組みなど
よく聞いてメモに残しておくと
後で企業研究をするときにとても役立ちます。
また、
複数の合説で同じ会社の説明会に参加すると
人事の人と顔見知りになったりします。
志望度の高い会社は
そうしたアプローチの方法もひとつです。
人事の人と知り合いになったことで
内定を得られることはありませんが、
もし他の学生と並んだ時に
そうした熱心さが決め手になることもあります。
一つ一つの会社の説明会に個別にいくと
午前、午後で1日2社くらいが限界ですが
合説であれば、3~5社話を聞くことが可能ですので
ぜひ最大限に活用してください。